FACT FULNESS ファクトフルネス
本屋さんに行ったとき、
50万部突破 2019年ベストセラー第一位
学校では教えてくれない世界の教養。
FACT FULNESS (ファクトフルネス)
気になって少し立ち読み。
問題を出します。ふむふむ
15歳未満の子供は、現在世界に約20億人います。
国連の予測によると,2100年には子供の数は何人に
なるでしょう?
A 40億人 B 30億人 C 20億人
人口爆発が懸念されてるからAでしょ? 良くてもB
答え C ・・・。
世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、
過去20年でどう変わったでしょう?
A 約2倍になった B あまり変わらない
C 半分になった
難民とかACジャパンのCMを見ると増えてるでしょ?
答えは A
答え C・・・。
こんな問題が続き。自分の正解率は10%以下・・・。
お猿が答えても33%正解のこの問題がほとんどの人が
お猿に負けている。
みんなのイメージするデータは何十年も前の
データです。
うーんそのものズバリです。この本買おう。
立ち読みのつもりが興味をもって購入しちゃいました。
この本の伝えたいことは多くの人が世界の現状を
間違った認識で見ていますよ。
正しく見て、正しく恐れましょうね。
10個の思い込みを正しく見直しましょう。
×先進国と途上国に世界は分かれている。
○世界はレベル1~4に分類できそのほとんどの人が
レベル2~3に分類されます。
最も悪いレベル1は10%しかいません。
分断本能「世界は分断されている」と思いこむ
×世界は悪くなっている。
○極度な貧困は半減しています。
ネガティブ本能「世界は悪くなっている」と思い込む
×世界の人口は増え続ける。
○100億から120億で安定します。
生活レベルが上がれば避妊をするようになり
子供が増えなくなります。
直線本能「人口はひたすらまっすぐに増え続ける」
と思い込む
×災害、戦争、テロの恐怖はすぐそこにある。
○犠牲者は減少しています。
恐怖本能 危険でないことを危険と思い込む
×女性は男性に比べて教育が受けれていない。
○世界の30歳女性で男性と1年しか変わりは無い。
過大視本能「目の前の数字が一番重要」と思い込む
×生活レベルの違いは宗教や文化の違いだ。
○所得の差で変化します。所得が上がれば生活レベル
文化レベルが上がります。
パターン化本能「一つの例が全てに当てはまる」
と思い込む
×これからの経済の中心は欧米だ。
○アジア、アフリカが上がってきます。
宿命本能「全てはあらかじめ決まっている」
と思い込む
×社会的進歩には民主主義が必要だ。
○2012~2016年経済発展してきたのは
非民主主義です。
シンガポール、中国、マレーシアなど10ヶ国中9ヶ国
が非民主主義です。
単純化本能「世界は一つの考えで理解できる」
と思い込む
×二酸化炭素の排出量は中国、インドのせい
○レベル4の国、全部の責任です。
確かに中国、インドの二酸化炭素排出量は
増えているが,1人あたりで計算すると考え方が
違ってきますよ。
犯人捜しの本能「誰かを責めれば解決する」
と思い込む
×社会問題は甚大で急速な対策が必要。
○じっくりと地道でも大丈夫。
焦り本能「今すぐ手を打たなければ
大変なことになる」と思い込む
世界は思ったよりも良い方に進んでいます。
でもマスコミは良くなったことを大々的に流しません。
ほとんどのことが改善されてきているのです。
本の作者、ハリス・ロスリングは医師であり
教育者でした。
この本制作する前に末期がんであることが判明します。
最後にこの本を残そうと書かれた、命をかけて
伝えたかった本です。
そんな本に、嘘なんて一つも書かれてないと思います。
最後にはこの本の関わってきた人たちにありがとう、
感謝します。
この言葉を何ページにもわたって書かれています。
なんか凄く胸に来るものがありました。
これからの人生に対し大切な考え方を教わったように
思えます。
このコロナショックのまっただ中ですが冷静に、
全ての報道が真実なのか?
正しく恐れることが大切なのかもしれません。
2019年,日本でのインフルエンザでの
死者数は3000人以上
感染者数は1000万人
世界でのインフルエンザでの
死者数は20~50万人
感染者数は14億人~21億人
PCR検査ではコロナウィルスと新型コロナウィルス
同じ反応する。
新型コロナウィルスを恐れるなとは、
もちろん言いません。
正しい情報を見て、正しく恐れましょう。
その他リンク紹介
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣【電子書籍】[ ハンス・ロスリング ] 価格:1,980円 |