5/29 トランプ大統領の発言について
こんにちはNAGOです。
今日は5/29のトランプ大統領の発言についてお話したいと思います。前々からトランプは「5/29に中国に対して凄い発表をします。」とTWITTERで発信してきたのですが実際の内容は
「これからの行動は強い!。中国は何度も法律を犯してきた。見逃すわけにはいかない。中国は香港に対し、自立性を無くしてきた。今まで香港対してやってきたカスタマイズされた貿易(関税など)を見直さなければならない。」
ここまで色々言っていますが実際に今回行ったことは中国で軍事に関わっている大学生はアメリカの大学で勉強が出来なくなります。だけです。日本の報道ではアメリカはこれから中国に対しもの凄い圧力をかけて貿易戦争か?とか、激しくなる見解の方が多いですがアメリカメディアでは
トランプは中国に対して緊張を和らげる
と報道しているようです。
凄いことを発表すると散々言ってきたのに具体案はちっちゃな案だった。だからトランプは中国に対して緊張を和らげる。なんか日本との報道の差が面白いですね。実際トランプの発言後、アメリカ株は上がっています。トランプはわざとやるぞ!、やるぞ!と言って実はやらないことで市場に安心させ株価を上げた。結構切れ者なんですね。
トランプのWHOに対しての発言
WHOは中国よりだ。改革を要求したが何も変わらなかった。アメリカは中国よりもお金を10倍出している。このコロナウイルスに対し誰が責任をとるのか?それは中国だ。そして中国に対しての制限を早く行わなかったWHOも大きな責任がある。
アメリカメディアはこの発言を
選挙のためのスピーチです。
今回のコロナウイルスでの最大の感染国となったアメリカ。発生源の中国より感染が広がったと言うことはトランプの政策が失敗したから、トランプを再選してはならない。こう民衆に思われないように矛先を中国とWHOに向ける。ただ、強く叩けば中国との関係が悪化し経済もより悪化する。だから文句は言うが政策はあまりしなかった。むちゃくちゃなようで実はよく考えられている。
ちなみにですがアメリカの元大統領のオバマですが演説がうまかったです。「伝え方が9割」の作者はオバマ元大統領はこの本に書かれている内容を多く使って話されていると語られています。
「Yes,we can.
Yes,we did.
Yes, we can.」
「我々は変えられる。
(この8年間で)我々は、変えた。
(だからこの先も)我々は変えられる」
リピートして言葉を重ねる。
ギャップ(反対語)を使い本当に伝えたいことを強く伝える。オバマは言葉に意味を持たせるのかうまかった。トランプは直球勝負の言葉を使うが行動とのギャップの使い方がうまいと思いました。えーと、話を戻します。
WHOへの資金供給を停止する
この話を聞いたときにNAGOは「やっぱりトランプはむちゃくちゃするな~。大丈夫なのアメリカ?。」と思っていました。でも実際はWHOへの資金供給カットは経済には影響しない、でもコロナウイルスの責任はWHOだと強く印象づけることが出来る。
450億円のカットってとんでもないことに思えるのですが政府での金額としては小さいらしいのです。WHOも無くなったから機能しなくなる金額ではないようです。でも強く印象に残りますよね?。
今後のトランプの行動予想
トランプ大統領にとってもっとも重要としていることはマーケットである。
経済
株式
金 などなど。
このことを考えると中国を強く叩くことはまだできない。選挙前の段階ではリスクが高すぎる。もし今後、経済が復活するとしても早くて年末頃です。7/31にはアメリカ経済がもっとも悪化したデータがでます(3月~6月)この時にメディアが大きく報道しバズるはずです。ただ、もし7/31~11/Eで経済がV字回復をすれば?。そうトランプは10月くらいにとっても重要な法案を「トランプ砲」を放つかもしれません。今はその大砲の弾をため込んでいるのかも?だからしばらくは発言はするが行動はしないかもしれません。
初めトランプが大統領に就任したとき「アメリカ経済おわりだわ。」って思っていました。でも、コロナウイルスが発生するまではアメリカ経済は上昇し、強いアメリカであった。NAGOが思っていたような馬鹿な大統領ではなかった。
皆さんの今後の経済の予想はどうでしょうか?。コロナウイルスの第2波がきて2番底が来るのか?それともトランプ砲で劇的に経済が回復する?か?
今年の10月以降が鍵になりそうです。ではまた。