高橋ダンの債権講座
こんにちはNAGOです。
高橋ダンさんは債権も重要ですと話されます。
実はNAGOが買った始めて投資信託はスリーポイントと言う債権投資信託でした。毎月配当型だったので段々基準価格は下がり、配当金は下がり、リーマンショックの時に200万が120万まで下がった思い入れのある金融商品です。
この時から債権はは必要ない。だって株が下がれば債権も下がる。全然リスクの分散になってないじゃないか?そう思っていました。
ダンさんはどう話したのか必見です。
1,債権って何なのか?
Aさんが10,000円持っています。
Bさんは10,000円お金が必要だけどお金が無い。
AさんがBさんに10,000円を1年間貸します。Bさんがお金を返すときに10,100円で返します。
この仕組みが債権です。
貸す相手は個人、企業、政府?色々あります。お金を貸して利益をもらいます。
期限を守らなければならないって共通のルールはあります。
ここからの話が自分には難しく思えました。
このAさんの持っている
1年後にBさんに10,100円で返してもらえる権利をCさんに10,500円で売ります。
これがイールド(投資による収益)になります。
債権の基準価格は変化します。債権の基準価格が変わるときにイールドが変わります。
2,債権に何が起こっているのか?
特に国際の債権で何が起きているのか?
欧州ではマイナス金利の債権が増えています。・・。?
自分には最初意味がわかりませんでした。
お金を貸して、お金を上乗せして返してもらうでは無く減額して返してもらう。貸す意味があるように思えません。
何故ネガティブ金利が増えているのか?。中央銀行が国の国債を買っているのです。ネガティブ金利になるまで買っている。国が量的緩和などの金融政策で国債を買いまくることで利息は下がり、最後にはマイナス利回りになってしまった。
追加の話。
ここで勘違いしてはいけないのはマイナス金利ではなくマイナス利回りです。
マイナス金利はお金を預けるとお金が減るのでお金を貸し出すようになります。ただこの政策は運用難が起きることから劇薬とされています。
それに対して、債券のマイナス利回りとは、満期までに受け取る金利収入と元本の合計額を、現時点の債券価格が上回った状態を指します。
2年物の国債を例にとって考えてみます。
投資家Aさんが額面1万円、表面利率1%(年利)の新発2年物国債を購入したとしましょう。
1万円で購入したAさんにとっての利回りは年率1%で、満期償還時には10,200円が戻ってくることになります。その翌日、投資家Bさんが市場取引を通じてAさんからその国債を10,300円で購入したとします。Bさんがそれを満期償還まで持ち切った場合には10,200円しか戻ってこないため、100円の損失が出ます。すなわち、Bさんにとってその国債の利回りはマイナス0.5%となります。
さらにその翌日、投資家CさんがそれをBさんから10,400円で購入したら、どうなるでしょうか。Bさんは結果として、差し引き100円の収益を得ることになります。国債を購入した段階でCさんにとっての利回りはマイナス1%ですが、同様にCさんもこの国債を将来的に10,400円を超える価格で売ることができれば、売買差益が得られます。
3,何故債権を持つべきなのか?
国債は現金と同じ安全な商品になります。
例えばですが金はコロナショックの時大きく下がりました。
経済が下がるとき株は間違いなく下がります。
金などのコモディティは上がることもありますが下がることもあります。
国債の場合、株価が下がった時は歴史的に上がります。
特に、アメリカ、欧州です。
ダンさんがニヤけてしまうほど価格が上昇しています。
アメリカは今までデフォルトしたことはありません。
安全資産です株価が下がったときに上昇しました。10年国債、30年国債は上昇後下落しています。
ダンさんのお勧めはETFでの購入でした。
期限の短い債権のETFはSHV、SHY。5年から7年はIEF。30年はTLT
色々な種類を購入することでリスクを分散出来ます。
日本ではイードルが高い、配当金がある、
4,最後に
もう一点何故、利回りが下がると債権の価格が上がるのか?
初め発行されていた債券は1%の利息が付く債権です。その後が利息が0であれば初めの利息有りを買おうとします。段々値段が上がっていき最後には利息を足した金額まで上昇してしまう。
こんな現象があるらしいです。
そして現在の中央銀行の政策は金利を上げない。以前ダンさんが言われた
「雇用が上がっても、金利を上げない方針になった。この話は重要です。」
に繋がったように思えました。
金利はFRBの金融緩和対策で金利が上がらない。アメリカは今ままでデフォルトが起きたことは無い。景気はまだ下がる可能性が高い。総合的に考えると国債も投資対象と考えた方がよさそうです。
自分が昔購入した投資信託は毎月配分型のため、配当金がでるたびに税金を払い、配当金が出るたびに基準価格が下がっていきました。リーマンショック時には40%以上価格は暴落しています。
でもちゃんとした債権(国債)であれば逆変動する。
もの凄く勉強になりました。
最後は自分判断ですがリスクは投資先、時間、投資対象など分散を行い、シャープレシオを上げて投資を行いましょう。
ダンさんは長期と短期で口座を分けることを推奨しています。
成果が解りにくくなるからです。
新しいく口座を作るのも良いかもしれません。
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高橋ダンのシャープレシオ講座
こんにちはNAGOです。
今日は高橋ダンさんがよく話されるシャープレシオについてまとめてみたいと思います。ダンさんは何が伝えたかったのか?必見です。
投資の鍵は高配当株を買う、マネーマシンを作れば良いんだ。この動画を作ったのはYouTube大学の中田さんの動画をみて同じ考えでは無い。
中田さんは好きだけど間違っています。
配当金がある、イードルが高い。
これは日本人が好きな考え方です。
配当金でお金が貯まり、貯まったお金で再投資する。そしていつの間にかお金持ちになっている。誤解です。間違っています。
ちなみにですが過去の記事で中田さんの同じ話を記事にしています。
良かったらみてくだい。
1,高配当金マネーマシンとは?
高配当株を買えばあなたはパフォーマンス(運用実績)が強くなる
配当金を高くしてそれを再投資することにより大きく上がっていく。マネーマシンこそが答えだ。
そんな感じで多くの証券会社は配当金が高い商品を多く作りました。
ETFでも配当金がでる商品もあります。20%くらい配当金がでる商品もあります。日本ではREITが凄く流行っている。日本の土地を買っているんだから安全です。
イードルがあり高い、配当金がある。良いことばっかりに聞こえるけど
全く安全ではありません。
別の話になりますが投資信託のピクテグローバルインカムを昔購入していたのですが、毎月配当があるのは良いです。でも基準価格が下がりってトータルが中々上がりません。
うまい話ばかりではありませんよ。
2,何故間違っていると思うのか?
グラフを見て下さい。なんのグラフか解りますか?
リーマンショック時のグラフですが緑がコモディティを含む積立投資を行った場合
紫が同じ金額をリバランスを行いながら運用した場合です。こんなに差が出てくるんですよ。リバランスって凄く大事です。
1ヶ月ごとにリバランスを行い。株が上がれば株を売り、そして下がった金を買うそれを繰り返すことで上がっていきます。
緑が下がっているときでも紫は上がっていることもありますね。
アメリカ株だけ10年間買い続けた場合、年率8.45%上昇です。変動率は20%程度、
リーマンショック時の下落率は55%程度です。
これにヨーロッパ株と金をポートフォリオに入れてみます。
年率は15.8%に上昇します約倍に上がります。変動率は変わりませんがリーマンショック時の下落率が46.24%に下がりました。
シャープレシオは高いほど良いのです。
たとえば投資家①が株を1種類だけか買って全ての財産が株とします。
リーマンショック時個別株は80%近くまで下がりました。
もの凄い変動率です。
リスクが高すぎますね
投資家②は株を5割、現金2割、金3割で購入すると株が下落しても金が上昇するため下落率が少なくなります。
最終的にもし同じ利益だったとしても、①の投資家はもの凄い波に飲まれ、ストレスを感じます。もしかしたら恐怖によって売ってしまうかもしれません。
投資は利益率だけをみて買ってはいけません。
下落をしたときにあまり下落をしない。損をしないポートフォリオが一番重要なのです。利益率が高い商品は下落率も高いつまり変動率が高い。
コロナショック時に株式は1ヶ月で35%下落しました。もし財産を全て株にしていたら全財産の35%が無くなっています。あなたは耐えれますか?
3,高橋ダンのお勧め
短期と長期をわけて投資しましょう
短期はとても難しいです。
でも大きなパフォーマンスがあります。
1~3割を短期で運用しましょう。
短期戦略が大きなパフォーマンスを見せるのがリーマンショックのような下落したときです。ずっと同じように積み立てていてもショック時は下がってしまいます。
そして7~9割を長期で積立を行いましょう。
ストレス無く買い続ける。そして3ヶ月から1年に1回はリバランスを行って下さい。
ダンさんの動画で、短期と長期で口座を分けることをお勧めしていました。
一緒の口座にしていると結果がわからなくなってしまいます。
少し面倒かも知れませんが口座を分けることで結果が明確になります。
4,最後に
良くお金を貯めるときに何が重要か?皆さんこれは解っている人が多いと思います。
出費を少なくする。収入を増やすより簡単で実践しやすい。
投資だからといってリスクを大きくとらなければ利益がでない?違うのです。
リスクを取り過ぎることでマイナスになれば
リスクを取らないより悪くなる場合があります。
話を聞いていくと株と逆変動する金などのコメディティをセットにすることで下落率を抑えることができます。そして所持金額に偏りがでたらリバランスをすることが重要です。
ダンさんは短期戦略では
欲張りになりすぎるな!!
ルールを作り、ルールを守りなさい。
利益確定、損切りのルールです。
高橋ダンさんの投資テクニックを覚えて、みんなで日本の金融リテラシーを上げましょう。
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